車買取価格は、中古車買取業者が持っている販路によって強く影響を受けています。

販路とは、中古車買取業者がユーザーから買い取りした中古車を次にどのルートで売却するか、その販売ルートのことをいいます。


中古車買取業者が持っている主な販路には、以下の4つが挙げられます。

1.オートオークションに売却
2.自社でダイレクトにエンドユーザーに売却
3.中古車を海外市場へ輸出
4.解体して中古自動車部品を海外へ輸出



買取専門店と呼ばれているところの多くは、上記1番のオートオークションに売却しています。ユーザーから買い取りした中古車をすぐに売却することができますので、中古車買取業者としては在庫リスクが軽減されるというメリットがあります。

オートオークションに売却しないで、2番のようにユーザーから買い取りした中古車を自社でダイレクトに販売する業者もあります。中古車販売業者がこれに該当しますが、最近では買取専門店も自社で直接販売する方式を採っているところもあります。


また、中古車のマーケットは日本国内だけでなく、海外マーケットも活況です。日本国内の中古車マーケットではあまり値が付かないような中古車でも海外では高値で取引されています。

さらに、このような海外での中古の日本車の需要が膨らむなか、海外の街を走行する日本車を修理するために、4番のように中古の自動車部品の需要も多くあります。自動車解体業者・リサイクル業者が、年式の非常に古い車種など買取店では値がほとんど付かないような中古車の買い取りに力を入れています。


このように、一般ユーザーが中古車を売るといっても、次にどのように売却されるのか、その販路は様々です。同じ車種でも業者によって買取価格に大きな開きが生じるのは、この中古車買取業者が持っている販路が強く影響を与えているからなのです。